発信には気を付けたい

週末コラム

塾では明日からお盆休み(16(日)まで)に入ります。

日曜を除いて毎日続けているこちらの情報については期間中何回かお休みすることにします。

さすがに何度か出かけてしまうタイミングがありますので。

生来の人込み嫌いなので、あまり観光地に旅行に行ったりはしないのですが。

YouTubeを見ていて

最近、好きで見ていたあるYouTubeのチャンネルをおすすめに表示しないようにしました。簡単に言えば二度と見ないと決めたわけです。

チャンネルの名前は言いませんが、自動車に関するチャンネルでした(車好きなので)。とても楽しく色々な話をしているチャンネルだったので面白く見ていたのですが、ある時を境に自動車の話が少なくなり、さびれた商業施設や廃墟と称される建物などをめぐる動画が多くなったのです。

これ自体は何も思わなかったし、尼崎の施設などが紹介されることもあって、最初は普通に見ていました。ところがいつのころからか、違和感がわいてきたのです。

ライブ感の弊害?

それは本当に象徴的な何かが特定の動画にあったわけではありません。ふと考えたことです。

さびれた商業施設とはいえ、そこはまだつぶれたわけではありません。人口減や運営上の問題があってさびれてしまったのだろうというのはわかりますし、そこについては誰が悪いわけでもないものもあれば重大な責任を負うべき人や会社や行政などもあったのでしょう。そういう問題点について問題提起する姿勢も悪いとは思いません。

ただ、まだつぶれたわけではない商業施設にはお客さんが少ないかもしれませんがいるはずです。お店だって少なくなったでしょうが残っているはずです。そういう人たちの目の前で大の大人が何人も寄ってカメラを向けながら「うわ、全然人おらんやん!」とか「ここシャッターばっかりで怖いですね」などと言いながら歩く光景は、果たして正しいのかと思うようになったのです。

完全に無人になって荒廃した建物、廃墟の類ならまだわからなくもありませんが(それでも問題はありそうに思いますが)、まだそこに生きている人の目の前で、そしてその人たちのせいでさびれたと断言できないであろう人たちのいる前で、このような行為を行うことに多少なりとも違和感を覚えるようになった結果、エンタメとしても見れなくなってしまい、チャンネルをおすすめから消してしまいました。

テレビが元祖か?

こういう光景、テレビでよく見ました。今もあります。災害現場などに取材に行く光景がそうです。神妙な顔で被災された方や避難されている方にレポーターやアナウンサーが話を聞いているのですが、私が被災者だったら「来ないでくれ」と言うだろうなあと思ってしまいます。ただの無関係な視聴者の私ではあるものの被害の状況は心配になるし気になりますが、それはNHKのように役場などの方に電話で聞くくらいでいいと思ってしまいます。

塾の話

よく塾関係の話題で言うと、「中学受験でおかしくなった家族」や「学歴コンプレックスで大学生活が崩壊」の類の動画などが、よく塾関係者などのチャンネルから流されます。あるいは境界知能や地頭が悪い子が塾での授業中に頓珍漢な話をしてしまい、成績も伸びない、などの類の話を動画で流されることもあります。

動画の内容が嘘八百だというつもりはありません。そういう受験でおかしくなった家庭があったり、そういう失敗談や悲劇のようなものを味わう学生さんがいるのも間違いないとは思います。境界知能などのお子さんが学習面で信じられない苦労をする場面は私も現場で経験してきましたから、内容を否定するつもりはありません。

とはいえ、伝え方には気を付けなくてはならないと思います。それは動画を公開する塾関係者の方に向けてではありません、私自身に向けての警告です。

言いたいことを正直に言うことと、特定の状態の人をこき下ろすこととの境界線は非常にあいまいです。知人以外の世間一般に本音や信条を吐露することが容易になった今だからこそ、慎重にならなくてはいけません。

社会に向けたメッセージのつもりが、地元の人へのただの失礼に取られかねない、そう感じたYouTubeのお話しからの週末のつぶやきでした。

来週1週間はお盆ですので、家にいて書けるときに更新していく予定です。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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