地域クラブ移行と塾の在り方

週末コラム

地域クラブ移行

お隣の伊丹市では、2026年の3年生引退後、つまりほとんどの部活動はこの9月から地域クラブに移行するということになるそうです。

それを耳にしてから、塾ではどう対応するのだろうと思って伊丹市にある塾さんのブログなどを読むことがあるのですが、やはりこの地域クラブ移行への対応には四苦八苦されている様子です。特に集団指導塾を経営されている方がそうみたいです。

伊丹市の地域クラブ

お隣のことなので詳しいことまでは言いませんが、ホームページなどを見ると、多くの地域クラブは平日週4日、土日のうち1日という活動になるようです。

これだけなら従来あった学校の部活動と大差ないのですが、問題は(あくまで塾にとっては)時間です。ほとんどのクラブでは平日の活動時間が17:00~19:00になります。活動場所が学校ではないのでいったん帰宅してから用意してクラブに行かなくてはいけません。習い事のような感覚になるわけだから仕方ないですね。6時間目まであった日は学校から帰るだけで16時を過ぎる子もいるでしょうから。

塾が苦慮する理由

集団指導塾の多くは1日の授業時間が長くなりがちです。1学年だけで1日の授業をするわけにもいきませんから、前半90分、後半90分などに分けて前半は中1、後半は中2のように時間割を組むことになるでしょう。もしくは前半が中1の理科、後半は数学のように同じ学年でも1日に2教科の時間割を組んでいるところも多いでしょう。

すると、授業開始は遅くても19時台になるはずです。20時を過ぎると時間割を2つに割ることができなくなります。割ってもいいでしょうが、それをすると授業が終わるのが22時を優に過ぎてしまいますから、これはいいこととはあまり思えません。

だから対応に苦慮するということになるのです。まだ結論めいたものを読んだことがないので、皆さん現在進行形で対応を考えておられるのだと思います。

尼崎の地域クラブ

もちろん私だって他人ごとではありません。伊丹市に早くその時期がやってきたというだけのことで、尼崎にも当然その時はやってきます。

尼崎はどうなっているかと言うと、地域クラブは大きく2つにわかれるようです。「アマカツクラブ」と「地域認定クラブ」です。

後者の「地域認定クラブ」は、いわゆるクラブチームみたいなものが認定を受けて地域クラブになったクラブです。いくつかをホームページで見ましたが、いわゆる部活動に近い「ガチ勢」のようなところが結構ありました。もちろんそうではなくてゆるく楽しく活動するところもありますので、いろいろですね。数も多いです。その分活動日時も様々で、上に書いた伊丹市同様の活動日時が多く、中には平日の20:00開始というクラブもありました(終了は21:30)。

一方前者のアマカツクラブはどちらかと言うと市が主導するクラブ、「公式」という色彩があります。ただし活動日は少なく、平日週2日、土日週1日というところが多いようです。時刻は伊丹市同様17:00~19:00がほとんどです。かなり緩い感じになっています。

伊丹市と異なり、尼崎市は来年度末(2028年3月)を最終的な移行時期にしていますから、特にこれから中学に上がるのを控える小学生のご家庭ではいろいろと考えなくてはいけませんね。

塾での取り組み

これから中学生がアマカツクラブを選ぶにしろ、地域認定クラブを選ぶにしろ、活動日はクラブによって大きく変わってくるでしょう。そしてクラブの時間は17:00~19:00がほとんどになるわけですから、今のように学年ごとに授業曜日や時間を決めて授業を行う形式は難しくなるのかもしれません。

同時にこれは、私が改めて目指したい塾の指導形態への移行にとってはいい変革のチャンスといえるのかもしれません。それが何なのか、どういう塾としての運営を考えるのか、それを最終決定するにはまだもう少し時間が必要かもしれませんが、少しずつこういったコラムのタイミングなどを通じて書いていきたいと思います。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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