町塾の原点、この子たちのために

日々の考えあれこれ

少し前に、ドラマ「孤独のグルメ」が終わった。録画しておいて暇を見つけて見るようにしていたので、最終回を見たのは昨日のこと。

このドラマに限らず、食レポ番組やドラマなどに登場する飲食店には、やたらにメニューが張り足されたような店がある。孤独のグルメの最終回で行った店もそうだった。おそらくは常連さんのリクエストを聞いてあげているうちにメニュー化し、それが時間を経て増えていったのだろう。気が付けば何屋さんなのかわからなくなるほどのメニューの数々になる。

それを昼食を食べながら見ていて一言「これが俺の原点なんじゃないか」というと、横で一緒に食べていた妻から「全く同じこと考えてた」と返ってきた。

授業の形、ゴール地点の設定、様々模索を続けている今ではあるけれど、その中で忘れてはいけない原点を考えさせられることになった。

それは、「この子にとって必要なことをする」ことにある。件の食堂のように常連さんのリクエストに合わせてメニューを増やすように、目の前のお客さんに応えていきながら店が作られていく感覚だ。

ただ、リクエストを聞くことが本当に正しいかは考えなくてはいけないし、飲食店と違って、塾などの教育産業は、サービスの受け手(子供たち)に負担を強いる側面がある。すなわち勉強させる必要がある。単にメニューを増やせばいいという話ではないし、増やしすぎると収拾がつかなくなる。

だから簡単にはいかないけれど、今回の原点を考えるきっかけは大きい。ドラマに出てきたお店などは、チェーン店ではない町の食堂だ。かねて自分を「町塾」と称している私のこと、町の食堂から学べることは多々あった。これからもあるだろう。町塾だからできることを考え、この子のためにできるすべてを考え、できることをやりつくしたい。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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