学校懇談の話を前に書いたが、次に中2生の話。

中2生の懇談は、言い方は悪いが最も薄い。中1生のように入学後の変化などの心配や、中3生のように1学期の成績イコール内申点など受験の話題のような大きなテーマがないからだ。
気を付けて話をすべきことは2つ。まずは中2になってからの変化について。大きな出来事こそないものの、中2生というのは学校への慣れやある程度固まった人間関係などから、トラブルが起きやすい。喫煙などのわかりやすい非行ではなくとも、人間関係から成績が変化したりすることもあるのだ。中1のころと比べて、成績、日常生活その他で有意な変化がある場合は、よく先生と相談した方がいいだろう。もしかしたら学校でも何かしらの問題を抱えている可能性もあるから情報を共有した方がいいだろう。とはいえ、先生にも人間関係などを修正させる力はない。先生に何とかしてもらおうというのではなく、学校などに要求していくのであってもいけない。一緒になって解決できないか、改善できないかを考えてもらう、というスタンスが大事だと思う。
もうひとつは、勉強、成績の話。1年生のころと違い、ある程度中学の勉強になじんでいる、という風に先生は見る。それは当たり前の話だが、だからこそ先生には、できていることや不足していることがある程度はっきり見えている。1年生の時には「中学生の勉強は小学生とは違うから」という前提があるので、いろいろアドバイスしてくれるけれども、2年生になれば話は別。「これからやっていこうね」ではなく、「まだできてない」に評価が変わってしまう。そういった点が指摘されるようであれば、即刻改善していく必要がある。
以前こんな日記を書いた。

ここに登場した塾生(現在高3)は、中2の夏に入塾したのち、すぐに「夏休みの宿題は2周やれ」と私から命令され、忠実に実行してくれた。2学期以降、成績は目に見えて上がり、評定1や2のつく科目はあっという間になくなった。実技科目の任意課題も全て提出するようになったからだ。それまでは「『どちらでもいい』と言われたから」と提出していなかったものも全てだ。

これらのきっかけは、最初に来ていただいた際の事前面接で、学校懇談で言われた内容をすべてひっくり返してやれ、という思いで提案したからだった。このように、先生からもらう言葉は小言ではなく、全てアドバイスととらえて改善できるようなら成績はおのずとついてくる。
これら、上昇や改善、変化のきっかけを、お話を通じて探すことこそ、中2生の懇談の大切なポイントだと思う。
