塾の在り方を考えつくままに

塾の在り方というのは、毎日のように課題として頭の中に常にへばりついています。

実は昨日も終わりに少し書いていますが、塾はどうあるべきかを週末コラムとして考えてみたいと思います。不定期に書いていくことになると思います。

「あゆみ」の見方②所見欄
昨日より小学生の通知表「あゆみ」について考え始めました。この中では、主として「あゆみ」の見開き左側のページ、各科目の評定評価について考えてきました。今日は目を転じて、通知表の右側、所見欄などを考えていきましょう。というのも、私個人は小学生の…

先に言っておきます。あくまで私個人の願望です。

目指したい姿

塾生の学年その他の都合があるので曜日や時間に区切りを設けてはいますが、私自身は、毎日に近い形でお子さんの勉強に生活に寄り添えるスタイルを理想としています。

毎日の中で刻々と変化する勉強の様子や日々の対話などからお子さんの変化を見つめ、成長のきっかけを見つけたりしながら、お子さんにとって最適な勉強を提案したりしたいですし、特に大学受験や高校受験がそうだと思いますが、偏差値で輪切りにしたり、むやみやたらに「国公立大学>私立大学」のような価値観で考えたりせず、どういう風に進路をつくるのがこの子にとっていいのかを考え続ける場でありたいと思っています。

今は中学生までがメインですが、大学受験までをメインに据えていくつもりです。時間をかけてじっくりとゆっくりと見守り成長を支え続けたいと思っています。

もちろん私はお子さんにとって赤の他人です。家族でもなんでもないわけですから、お子さんの人生を決めるなんてことはあってはいけません。それは教育に携わる人間が持つ傲慢です。

ですから、親御さんとの連携も密にしたい。提案はあくまで提案ですから押し付けではなく、日々のお子さんの学習の様子をつぶさに伝え、必要な学習量を提案し、必要な教材を提案し、最適と思われる進路を提案し、ご理解を得ながら進めていきたいとも思っています。

学校の補完

上記のようなことは学校ではできません。学校に能力がないと言っているのではなく、それは学校の役割ではないと思っているからです。

学校よりもはるかに少ない人数のお子さん相手だからこそできることをする、それが塾の役割だと思っています。私自身は塾の存在を「学校の影法師」と称しています。学校には「皆を一つ上のステージ(小学校から中学校、中学校から高校、高校から社会人)へと立派に送り出していく」ことにこそ最大にして唯一の役割があると思っています。だからこそ勉強だけではない様々な経験を学校は提供してくれます。そして当然その役割は塾には果たせません。

塾の先生、特に進学塾の先生の中には学校の先生を下に見るきらいがあります。それは学校ではなく自分たちが子どもたちの進学を支えているという自負からくるのかもしれません。カウンターとして学校の先生の中にも塾嫌いの先生が一定数いらっしゃるそうですが、お互い様だと思います。バカにされればバカにしたくなるでしょう。

私はそうではなく、お互いにしか果たせない役割を全うすることが塾の役割だと思っています。

一人ひとりの適性を見極め、最適な提案を続ける。できる限り毎日に近い形で接しながら。こうすることで、学校で果たせない部分を、あくまで学習面がメインにならざるを得ませんが果たしていくのが塾の役割だと私は考えて動こうと思っています。

少人数指導、直接指導

そうすると、指導の規模はどうしても少人数に絞らざるを得ません。商売という意味では悪手だとしか思えませんが、私は性格が曲がっているので「商売」<「やりたいこと」が過ぎるきらいがあります。もちろん人間ですので食べていかないといけませんから最低限は守りながらですが、私のやりたいのは直接指導、それが可能な人数だけ指導する少人数指導が理想です。

こんなご家庭と歩みたい

だから当然、その考えに少なくとも共感していただける、理解をいただけるご家庭と歩んでいきたいと思っています。なんでもいいからとにかく成績が上がれば、とにかく高校に合格できれば、という考えの方とは多少相いれない部分が大きいと思っています。

塾はいろいろです。何よりも成績だけを追い求める塾はたくさんあります。そしてそれはまごうことなく正義です。ですから、成績が上がればいい、高校に行ければいいというお考えの方は、それを提供してくれる塾に行くのが最適解です。皮肉ではありません、絶対にその方が幸せです。

ただ私は、私の考えるお子さんの伸ばし方があります。それが上に書いた、日々刻々と変わるお子さんに、手の届く範囲の数のお子さんだけに寄り添って支えて、持てる力と考えられる戦略と、思いのすべてをぶつけて一緒に歩む場所を作ることです。

そのための新しい塾の形、それを実現するための具体策、毎日の私の頭の中にはそれが渦巻いています。必ず形にします。

それを一緒になって支え歩んでお子さんを導いてくれる親御さんを中心とするご家庭とともにありたい、やや暑苦しい書き方になってしまいましたが、私はそう考えています。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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