数学、英語と続いてきた2学期の勉強のお話ですが、今日は理科のお話をしましょう。


予習は結構難しい
前もって学校授業の内容を読んでおく、「予習」で進める流れから考えましょう。
まず結論から言ってしまいますが、理科の予習は結構難しいです。理科は教科書などに書いてある内容を読むこと自体は難しくはないのですが、たいていは目の前で起きていないこと(見えない所でのはたらき)を追う学問ですから、イメージができないお子さんの場合は読んでもチンプンカンプンになりがちです。かくいう私もそうでした。
それでも予習で学校授業に臨みたい場合は、詳しい参考書を読んだり、最近でしたら参考書の二次元コードで実験動画などを見られることも多いですから、そういったものを積極的に見るなどして、イメージをつけておく必要があります。
がっつり勉強できる環境であれば、あらかじめ学校ワークや市販の問題集などで問題を解いて臨むのもいいかもしれません。ただ、これは時間の制約がちょっと厳しい気がします。できるお子さん限定と言って良いかもしれません。
おすすめは復習中心
私が理科の勉強でお勧めするのは復習中心での勉強の組み立てです。
学校では実験をしたり映像を見たり、視覚に訴える形で理科での現象を学ばせてくれます。特に化学は大きいでしょう。視覚的イメージを持ち、教科書を読み、先生の解説を聞く。まずは何より学校の授業でこれらを終えておくことが大切です。
復習にもいろいろあります。いくつかおすすめの方法をお話しします。
まずは教科書の内容や現象などを説明できるようにする方法です。これはその説明を聞く相手が必要になる場合がありますが、効果的です。定期テストなどでは、実験で「加熱するのはなぜか」と理由を聞かれたり、「この仕組みは何をするうえで都合がいいか」のように機能を聞いてくる問題があります。そしてこの問題はほとんどが記述で書かされます。その前に言葉で説明できるようになっていれば、書くのは問題ないはずです。説明した内容をそのまま字で書けばいいのですから。
もう一つは問題を解きまくって身につける方法です。これは記述問題に向かない点はあるものの、例えば濃度の計算や電流(オームの法則)、圧力の計算など、計算問題が多い分野になると効果を発揮します。
説明や見直しのためにお勧めする教材は学校のワークです。教科書と連動しているので、この分野が終わったなと思ったら確認のために解く、というペースにもっていきやすいです。計算問題の数もそこそこ多めに用意してくれている本が多いので、おすすめです。
そのうえで応用を積みたいお子さんには塾教材や市販教材、とりわけ問題練習量が多いものを使っていくとさらに深めていくことができます。
塾での取り組み
これはお子さんによって異なるのですが、毎日来てくれるような熱心なお子さんであれば(実際おられます)、学校が終わるたびに聞き取って復習していくことにしています。次の学校の授業に向けた指示も出せますし(「〇〇まで終わったら(〇ページまで終わったら)、学校ワークをやりなさい」のように)、予習がてら授業を受ける前にポイントになりそうな内容を話したり読ませたりすることもできます。
この2学期にお子さんたちにテーマとして掲げたのは「学校で終わったら即復習」です。ただし理科や社会のように、ひと項目が長く、ページ途中で切りにくい科目の場合は範囲を指定し、「ここまで終わったら即学校ワークに行け!」というように具体的な声掛けを続けています。
中間試験までの時間は短いです。普段の学校の復習イコール試験勉強になる流れをつくっていき、継続させていくつもりです。


