引き続きですが、中学英語のお話をしましょう。


2学期の中学英語
中学生にとっての2学期英語は、各文法事項の本丸のような項目が多くなる時期です。
中1なら「3単現のs」や「疑問詞」
中2では「不定詞の全用法」「比較(これは3学期になることも)」
中3では「関係代名詞」「分詞」
英語独特のルールごとが多くやってくるのがこの時期の英語です。
得意なお子さん
得意なお子さんの場合からお話ししましょう。特に尼崎で使われている英語の教科書は文法の体系的な項目整理ができていません。ですから教科書の授業(学校授業)がある程度自分で理解して進められるのであれば、文法項目などが体系的に学べるテキストなどで勉強することを勧めます。
定期テストで出題されることのある自由英作文などの思考、表現分野の問題は、教科書の暗記だけでは対応が難しいので、文法そのものを体系的に理解して使いこなせるようになる必要があるからです。
ただし、これはあくまでも英語の勉強に適性があるお子さん、定期テストで80点以上、通知表で5がとれるような方に限ります。4以下のお子さんの場合は、下に挙げる教科書の徹底的な追い詰めで5に手が届きそうなところまで引き上げてからでないと、この手の勉強は苦しいです。
これは、のちにお話しする長期休みの勉強にもつながりますので、学校授業と並行しながら体系的に英文法を学んでおきましょう。当塾でも可能なお子さんであれば、英文法を体系的にテキストで進めるように勧めます。
苦手なお子さん
苦手というよりは、英語が得意でないお子さん全般に言えることだと思います。苦手や不得意のような抽象的な言い方を避け、ここでは明確に英語の成績が定期テストで80点「未満」、通知表で4「以下」の方をここに含めます。
この場合は、体系だっているかどうかを抜きにしてでも、教科書の項目に従って勉強することを勧めます。失礼な言い方は重々承知の上ですが、このレベルのお子さんの場合、体系的な理解や体系的な勉強をするのは難しく、却って勉強の妨げになる可能性すらあるからです。
学期中は教科書の英単語を暗記する、基本文に載っている文法を練習する、教科書本文を暗記するくらい読む、学校ワークを暗記するくらい繰り返し解く、といった具合に学校でやった勉強内容をしつこく追うほうがいいでしょう。
長期休みなどの学習
上で挙げてきた体系的な練習や理解をするのが長期休みの勉強です。私はあるいは当塾は、過度な予習は推奨しない方針でいきます。長期休みは体系的に復習する好機です。特に尼崎で使用される英語の教科書のように、体系だった文法の指導がされにくいものであればなおのことです。
上記のできるお子さんであれば、体系的に整理して学んだ文法事項のさらに先、入試問題のような発展的な問題や長文読解などに取り組んで理解した内容を実戦レベルに昇華させることに力を入れられます。
逆に苦手なお子さんの場合は、学期中に遮二無二追い詰めた教科書の文法事項を整理するチャンスですから、このタイミングでまとめて勉強しなおして実力に変えていけるようにするといいでしょう。
ただ、不定詞などのように用法が3つもあって教科書中で取り上げられる場所もバラバラな場合はありますが(ちなみにUnit2と4と5と6にまたがっていますし、順序もめちゃくちゃです)、こういう場合はケースバイケースで対応していく必要はあります。
塾での取り組み(2学期)
1学期及び夏休みの様子を見たうえで、2学期は教科書の内容を追いつめる方針に切り替えていく方向性で進みます。学校で授業で聞いてきたことを細大漏らさず追い詰めきることで、まずは来たる中間テストで努力の結果を最大化できるように進んでいきます。
体系的な整理は冬休みあたりを利用していこうと思っています。

