来年度の改定に向けて考えをそろそろ案内しようと思っていたところ、少し教室の周辺で動きがあった。今は詳しくは書かない(何も起きない可能性もかなりあるから)が、それによっては予定の見直しが必要になるので少し時間をいただくことにした。詳細は変化が起こったら日記に書こうと思っている。ちなみに悪い話では一切ない。
先日とある中学の1年生の成績個票を見せてもらった。その生徒の成績は個人情報だから載せることはないが、付属していた得点分布がなかなかのものになっていた。
全体的に平均点が下がるのは2学期にはよくあることなので特段気にはしていない。その中でむしろ1学期より点数を挙げた塾生には純粋に賛辞を贈りたい。
話がいきなりそれた。気になったのは英語の成績で、90点以上の生徒と10点未満だった生徒の数がほぼ同じだったのに驚いた。率にすると両方とも全体の10~15%程度。実に学年の3割ほどの子が90点以上か10点未満になる。
英語というのはこういう科目で、できる子は90以上の高得点が取れる反面、苦手で勉強熱心でない子はいとも簡単に20点を下回る。得点のぶれが怖ろしいほど大きいのだ。暗記がコツコツでき、授業内容をしっかり復習してワークなどの問題をこなせれば、数学のようにひらめきが問われたりするような難問が少ない(というか作りにくい)分、英語は高得点がとりやすい。一方で暗記ができなかったり、復習習慣が取れなかったりと勉強力とでもいうようなものが低い子には、計算のように小学生の延長のような解き方が通用しない分数学よりも得点がしにくくなる。
これは高校入試になるともっと如実に残酷に結果として現れる。内申点次第という面はあるがそれを差し置いても、公立高校だと尼崎の場合、稲園高校では合格者はおおむね英語で90点を取ってくる。入試問題でだ。尼崎北などの2番手校でも英語が70点では他教科で取り返さないと危なくなってくる。トップ校や上位校を目指す場合、英語が取れなければお話にならない状況が待っている。
一方の数学だが、稲園高校に合格する子でも90点を取るのは至難の業だ。かなりの難問が各大問に用意され、特に図形問題になると終わりの方の小問はとりづらい。その反面、大問1に出るような小問は計算問題が中心になるため、基本問題を解きこなすことがある程度できれば壊滅的な点数にはなりにくい。ここで取りこぼしが多い子は下位校が危なくなる。
中1の場合特にそうかもしれないが、今の段階で英語に苦手意識がついてしまうと見通しはだいぶ暗くなる。英語は上位校に行けるかどうかの分かれ道になるのだ。改めて英語はしっかり勉強しなくてはいけない。


