2学期の勉強話は中学生向けにまず続けてきましたが、今日は社会と国語のお話を一度にして、いったん中学生のお話は終了します。




復習の社会
社会は、関心のないお子さんが多く(これはこれで問題のような気もしますが)、自分で教科書や参考書を読んでもピンとくることが少ないです。理科のように理屈で片付いたり「そうだったのか」というような新鮮な驚きのようなものが少ないからです。また、ロンドンがどこの首都なのかや、ニューヨークはどこにあるのかなど、社会の授業で勉強する以前にニュースなどで知識を得ているかが大きくものを言うからです。これを一から覚えさせようとすると、正直なところ英語や数学、理科を勉強するより時間がかかりそうな気がします。
ただしそれはすべて独学に近い状態で進めようとする場合です。社会の勉強は、よほど興味関心が強いお子さんの場合はともかく、そうでない場合は学校の授業で先生の話などを聞いて耳で理解してから復習するほうが効率は高いです。
塾での取り組み
塾では教科書のページを指定し、指定したページまで学校で授業が終わったら即座に学校ワークで復習するよう指示しています。指示といっても家庭学習でやりなさいというのではなく、塾で申告して学校ワークを開始しなさいという指示です。
学校授業→即復習(学校ワーク)→確認→塾ワーク→テスト前復習(一例です)
この流れが確立できるように、学校授業をどこまでも追い詰めていく姿勢を塾生には求めていきます。
もちろん得意なお子さんは好きなだけ進んで読み進めればいいと思います。歴史が好きならどんどん歴史の話を進めていけばいいのです。歴史の話はどこかでできればいいと思いますが、歴史の流れを理解しながら進めていけるならこれ以上ない得点源になります。歴史だけではありません、地理でも公民でもいいのです。
国語の勉強
国語は2学期から古典分野に入ります。特に2年生の定番である枕草子や徒然草、平家物語は暗唱テストを課す先生が多い単元です。
まずは古典については暗記が主体になります。さらに1年生なら歴史的仮名遣い、2年生になれば漢文の訓読法など、学年ごとに学ぶ内容が増えていきます。しかもこれらは公立高校入試で必出です。
現代文については、学校で読み終わったら即復習です。予習ができるお子さんはもともと国語力が相当高い人に限られます。社会同様復習がメインです。それも読み終わって文章の流れがまだ記憶にあるうちに復習です。国語の学校ワークは、尼崎に限った話かもしれませんが配ってくれる学校が多くありません。学校が配ってくれる白プリントなどをフル活用して復習です。
塾での取り組み
社会などと同様、学校で該当単元の文章を読み終わった直後から塾ワークで復習です。漢字テストも課していますから、ここでも予復習です(漢字に限っては予習し放題だと私は考えています)。塾ワークは2冊持ってもらっていますから、復習で1冊使っても、もう1冊をテスト前に使うことができます。1冊目からフルスロットルで復習に入ってもらえます。
もう一つの古典ですが、暗唱テスト対策はもちろん塾内で手伝いますが、一方でもう一つの暗記を課していくつもりです。それは古典の本文プラス「現代語訳の暗記」です。中学生は古典文法をしっかり学びません。それを塾で先取りして教えるのもいいかもしれませんが、古典文法は高校生がヒーヒー言いながら理解しなくてはいけないほど難易度が高いです。一般的な中学生にそれを教える時間は厳しいでしょう。
ですから、塾では古文と現代語訳の1対1での対応を覚えさせてしまおうと思います。これだけでもある程度訳し方や現代語との対比ができるようになってきます。そして高校入試はこれができていれば十分点数が取れます。暗記内容が薄れていなければ、高校で古文文法を学んだ際に一気に体系化して回収することもあわよくば可能です。
テスト対策、入試対策、あわよくば高校授業でのアドバンテージまでを見据えて古典の指導をしていきたいと思っています。
おわりに
中学生に関する2学期の勉強の話はいったんここで区切りにします。
次は小学生のお話に移ろうと思います(来週からかな)。

