宿題をテーマに先週は話を続けてきたが、塾での指導の上で欠かせない前提がお子さんの「伸びようとする意志」にあると言った。

今よりいい点を取りたい、今より上の順位になりたい、できなかった問題ができるようになりたいなど、思うことは個々に違っていても、今よりも上の自分を目指す気持ちの有無が、特に当塾では重要になると思っている。
当塾では強制力の類はあまり用いない。居残り補習や宿題など、勉強にまつわる強制力になりそうな要素は極力取り入れていない。
週4日や5日毎日顔を出してくれる塾生もいるけれどもこちらから強制したことはない。こちらからした声掛けはあくまでも提案。「授業以外の日に勉強しに来ていいですよ」という声をかけるだけだ。
理由は簡単で命令したくないからだ。勉強が命令になってしまうと拒絶反応が起きることを恐れているからだ。無理やり呼びつけて強制的に勉強する姿を「面倒見」だとは思えない。
だから、今授業外の曜日などに顔を出す塾生はおおむね自主的に来てくれる。一人の中学生の話だが、「他の曜日に来ませんか」とまず声をかけたのは親御さん(お母さん)だったけれども、次の日くらいに本人に同じように声をかけると二つ返事で「はい、そうします」ときた。こういう子の伸びにはどうしても期待せざるを得ない。
だからと言って、他の日に来ない子がダメだと言っているわけではもちろんない。そこに自分の意志が全くない状態で、本意でない気持ちで勉強しに来させられても意味はないし、彼らなりのやり方で伸びようとしている意志がそこにあれば問題はない。
シルバーウィークになったのもあって具体的な話を書く気になかなかなれず、少し気構えのような話をしてみた。
当塾では強制力はできるだけ使わない。いや使いたくない。意志あるお子さんと保護者の皆さんと一緒になって学習環境を整え、その子たちにとっての最高で最善の結果に向かって走る場でありたい。
中間試験対策と同時に、この環境づくりへの模索は続く。

