最近、中学生の取り組みの様子が頼もしく映るようになった。
塾では150分の授業時間のうち、科目の授業をするのは60~90分程度にしており、残った60~90分の時間に個別の演習や学校の復習を進めてもらうのが常になっているが、学校ワーク(社会)を取り出した子を見て一言「学校のワーク?なんでやるん?宿題?」と試みに尋ねてみた。
いわく、「学校で授業があったけど、覚えきれなくて、だから今からやろうかなと思って」とのこと。
期末試験まで1か月近くある中、自分に足りないものを見つめなおせる姿勢に「強さ」を感じる一幕だった。この思いと取り組みを無にさせないように導いてあげることこそ、本来の塾の講師たる私の仕事だと思っている。
ほかの子もそうで、「早めに、できれば学校で授業が済んだら即、ワーク解きだしておいた方がいいよ」と声をかけた子がいたが、いつのまにやら目の前で実践してくれている。今までと比較したいわけではないが、今年はこういう素直な取り組みができる子が、割と多い気がする。
初めて書くが、今年は個人的なテーマとして「純化」を掲げている。それは塾生に対してではなく、塾自体、私自身の在り方や立ち居振る舞いの類を、もう一度シンプルに突き詰めたいという意味で用いている。その結果というわけではないが、私の目指す「純化」の結果を早くも目にすることができるかもしれない。

