5月も残すところあと一週間、今年ももうすぐ折り返し地点に差し掛かろうとしている。
6月は、ここ尼崎の公立中学生にとっては期末試験の1カ月。塾では復習を中心に展開していく。
試験前となると、今回初めて試験を受ける1年生は難しいかもしれないが、目標点数や順位などを定めることになる。
そんなときに私から塾生にかける声はこの2つ。
一つは、取りたいと思っている点プラス10点で目標は設定すること。
もう一つは設定した目標に対し、「取れたらいいな」という言い方はやめること。

前者について。例えばスポーツの大会で3位だった人やチームは、「3位になりたい」と言っているだろうか。優勝を目標にして取り組んできたが、途中で敗れてしまった結果なのではないか。初めから3位が目標で3位になりたい、と思って取り組んでいては、ベスト8もおぼつかないのではないだろうか。勉強においても一緒で、たとえ「今まで70点取ったことがないから、70点を取りたい」というのが本心だったとしても、もしそれを実現したいのなら、目指す点数はプラス10点、イコール80点でなくてはいけないだろう、というのが私の考えである。
後者については、上に載せた日記にある通りだが、「~ならいいな」は、どこかしら自分自身から遊離した、他者任せのような響きがしていけない。自分が取りに行くのだ、自分が何とかするのだ、という意志があれば、仮に80点を目標と定めたら、「何が何でも80点取る」という意志をもって勉強に励むだろう。そのうち書くと思うが、そこには「自分らしさ」や「自分なり」は出る幕がない。その覚悟と気迫を持った子は、今までも目標に近い点数、あるいはそれ以上の点数という結果を持って帰ってきていた。
これはあくまでも精神論、科学的な根拠でもって言っているのではない。しかし、物事に取り組む上で精神を抜きにすることもまた不可能だ。塾生の目の色が変わるよう、私も指導に当たりたい。

