強さを教え、自分も強く

日々の考えあれこれ

昨日の日記で、「式を1行書き足してもいいか」聞いてきた塾生の話を書いた。

その中で触れるのを忘れていたが、なぜこの手の質問をそんなに嬉しそうに反応したのか。

それは成長のために必要な強さ、「自分の弱みに向き合う力」の一種だと思っているからだ。現状でも別に問題ない、わざわざごちゃごちゃ言われて自分を変えようとは思わない子が多いことはわかっている。それはそれで仕方ないという考えもある。

ただ、そんな中でも「今より上の自分へ」と考える子は必ずいると信じている。そのために「自分の弱さに向き合う」覚悟を決められる子も必ずいると信じている。その小さな萌芽を見つめるために、私のような人間は存在していると言ってもいい。

中学受験でも高校受験でも、大学受験でも同じことだが、今ある自分より一歩上へ、あるいは自分にできる限界点を目指して、そこに向けてひたむきに努力できること、それをむしろ楽しむかのような顔で取り組む子は一定数いる。それは偏差値ではない。あくまでも一人ひとりにとっての限界点、一歩上だ。それができる子を応援するのが、本来塾の果たすべき役割だと思っている。そしてそういう子ほど、満足いく結果を残していく。

何かしら苦役を背負わされたような顔で取り組んでも、何も身につくまい。かつて私は塾生に言ったことがある。

「君が英語が嫌いなら、英語も君のこと嫌いやで。なんで自分のことを嫌ってくる人を好きにならなあかんのや?好きになれとは言わないけど、まずは『嫌い』という気持ちで相手を見つめないことやで」

私もそうで、この日記で書いたことに対する私の反省の一つなのだが、私はもしかしたら、彼に対して「無謀な挑戦だけ口にして努力しない奴」というような、相手に対して少なくともプラスではない感情が先に立った状態で接していたのではないかと疑ってしまうことがある。もちろん、無理なものを無理というのは必要なことだとは思っているが、前提たる私の彼に対する態度がどうであったのか。それがために次善の策についてもしっかり聞いてもらえなかったのだろうと思っている。

話が飛びに飛んで何を言っているのかわからなくなるが、私の言いたいことはただ一つ。自分に対して厳しく、自分の弱さをしっかり見据えられる強さを教え、自分もそうあれるよう振る舞いたい、ということ。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

お問い合わせはこちらまで

タイトルとURLをコピーしました