コロナ直撃世代がヤバい!でも逆にチャンス!

中学生

中学生などを見ていると、学年ごとに「ヤバい学年」というのが存在する。「あの中学校の今年の1年は荒れてる」というような具合だ。

不思議なもので、この手の現象は隔年現象として起こることが多く、1年ごとに荒れている学年とそうでもない学年が交互にやってくる傾向があったと思っていた(原因は不明)。

そんな中、「今年の中3生はやばい」というとあるSNSでの書き込みを見かけた。言われてみれば確かにあまりよくない学年(勉強に限らない)だなあという印象は持っていた。ここではその程度の話で済むのだが、見回してみると隔年現象ではなくその下もそのもう一つ下も、同様に荒れている印象が強い。学力面もそうで、信じられないような状況が見られる。

例えば以前日記にも書いたが、中1の学年平均(数学)が30点そこそこになってしまった学校がある。5教科合計点が300点ないのに、学年30番台になる学校もある(上位4分の1以内)。

何かおかしいな、と思いながら考えていたが、よく考えてみると算数や国語の基礎(計算や単位などの理解、漢字や語句など)がぐらぐらな子が目立つようになった気がする。そしてもう一つ特徴を見てみると、小学校の3~5年生ぐらい、いろいろな意味で単元学習が難しく本質的になりだす時期にコロナ禍を迎えた世代ど真ん中にあたるのだ。

あの時期に「学校に無理して行かなくてもいい」、「監視の目が効きにくい自宅学習、オンライン授業」などの(仕方がなかったこととはいえ)勉強や学習という意味では甘い環境にさらされた後遺症が目に見えて現れだしたタイミングになったのではないか。確かにあのころくらいを経て、妙に子供に甘い(あえてこの言い方を使う)保護者が目に見えて増えた。もちろんそうならざるを得なかった状況には理解を示しているつもりでいる。

ただそれでも、なんでもかんでも「環境が良くなかった、コロナが悪い」というわけにはいかない。コロナのせいなのは誰の目にも明らかであったとしても、それでも「自分が(親が)悪い」という考え方ができるか否かが、これからの成長の大きな分かれ道になるだろう。

与えられた環境によるダメージは確かに存在するだろうが、それを克服し、修繕し、もう一度立て直す気概の有無が将来を分ける。戦後焼け野原になった日本が復興したのもその一例だし、今でも日本でも世界でも起こる戦争や災害で受けたダメージに立ち向かい、再生を果たそうと懸命に生きる人たちがいる。規模こそ違え、個人レベルでもそれができる人になってほしいし、そう考えられる強さを伝え続けたい。

逆に言えば、もしコロナ禍直撃世代説が当たっているなら、今は頑張るのが希少価値だ。頑張ることで他者より抜きんでられるチャンスは広い。5教科350点くらいあれば上位層になれる可能性がある今は、よくないことではあるけれども個々の子供たちにとってみれば千載一遇のチャンスだ。

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