読解は面白く学ぶ

勉強あれこれ

小学生国語で使っている読解テキストの話。

このテキスト、何より題材が面白い。「きんちょうするとオシッコがしたくなるのはなぜ?」「がまんしたオナラはどこにいくの?」など、特に小学生男子をくすぐる話題が多い。もちろん中身は科学的な話だ。他にも宇宙の話や身近なものについての話題ももちろん豊富にある。

文章がプロっぽくないのも、国語が苦手な子にはかえって優しくていい。答えを示す場所を敢えて明確に書いていてくれるのもありがたい。

読解問題ももちろんあるのだが、典型的な出題パターン(抜き出しや文章中の言葉を使うなど)が何度も出てくるし、上に書いた通り探すためのヒントも見つけやすい。

私はここに、最後の問題として、「タイトルの質問に答えてごらん」と付け加えることにしている。例えば「きんちょうするとオシッコがしたくなるのはなぜ?」という文章なら、このタイトルの質問への答えを書かせる。これは簡単に言えば要約の入り口だ。

最初は長々と書く子がいる。「考えた挙句こんなに書くくらいなら、初めから問題の文を写した方が早いやん」と笑ってしまうこともあった。そのうち、どんどん短くなり始める。問いによっては一語で答えられるものもある。文章の中から、問題の答えを探すという力は、文書を読むことが求められる場では是が非でも必要になる力だ。私からの指示は一つ。「できるだけ短い言葉、短い文になるように考えること」だ。

国語力とは何か、というような難しい話までは考えないが、読んでわかる、言って、書いて説明できる力をつけることを、この教材(読解はかせ)から学ばせたい。

同時に、正しい言葉の使い方も学ばせたい。「なぜなら」も「だから」も、ともに理由や目的を説明するために使う言葉だが、使い方がまるで反対だ。そういった言葉の使い方の細かい違いは、もう一つのテキスト(ろんりde国語)でしこたま書かせ、鍛えていく。

読む、書く、漢字(語彙)の三拍子を揃えながら、今年の国語の授業は続いている。

今日も小学生の話。

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