私の塾では、夏期講習を対外的なイベントととらえていないため、ホームページなどに案内は出さないようにしている。講習も試験対策も入試対策も、すべては集客イベントではないのだ。すべては塾生のためだけに存在する。
ただ、一方で私個人の考えや取り組み方の姿勢を伝えたい、という意味で今回の夏期講習における授業の在り方は書いてみたいと思っている。
まずは中3生。中3生はお昼に週5日授業を1日3時間行い、英数の予習と理社の復習に重点を置く。国語は木曜日に3時間をまるまる使い、読み込みと解答の検討、文法事項の復習なども併せて行っていく。
中1、中2生は夜に週3~4日(隔週で土曜)、1日3時間の授業で英数を中心とした予習と復習、および理社の復習をメインに行う。国語は土曜を使い、じっくりと読解を行っていく。
これらと別に、昼の時間に中1、中2生に向けた基礎講座を開く。夜に行う授業とは全く関連せず、英語と数学を題材にして、文字通り「英語の基礎」「数学の基礎」およびこれらを通じて「勉強の基礎」を再度叩き込みなおす機会とすることにした。
この夏には、塾生の皆にもっとレベルの高い勉強をさせてあげたい。