2025年2月15日 英語教科書に物申す

中学生

教材選定が最終局面に来た。教材会社から見本を取り寄せ、最終吟味を行っている。

今回は教科書改訂に伴う変更だが、まず第一に文句を言いたくなったのは英語の教科書。

1年から2年にかけての部分だが、2年生の冒頭(Unit1)に過去進行形が【復習】と題されて入っている。

「なんでや?前の教科書では過去進行形は2年のUnit1やん。なんで【復習】なん?」となったのだが、1年のUnit8の中にしれっと過去進行形が、新しく導入されている。

教科書会社に申し上げたい。1年生はまだいいが、あなたたちは在学中に教科書が改訂される新2年生や新3年生のことを考えたことがあるのか。そのために、移行措置など授業を工夫する労を取らねばならないかもしれない学校現場の先生方の負担を考えたことがあるのか。尼崎市は改訂にあたっても、英語の教科書の採択を変えていない。同じ会社の教科書を改訂後も変わらず使用するのに、しかも学習指導要領の改訂が入ったわけでもないのに、余計な労を生徒にも先生にも強いる可能性を考えたことはないのか。

それでなくても尼崎で採択されている英語の教科書は評判が悪い。教材展示会にお邪魔した時に、教材会社の方から「英語の教科書はどこですか?」と聞かれて答えると、「ああ・・・」と同情のような顔をされる。それでも生徒たちや現場の先生は工夫を重ねて授業を行っているのに。本当に今回は教科書に対して腹を立てている。

嘆息とも憤慨ともつかない息を大きくつきながら、教材見本ともう少しにらめっこを続けたい。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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