以前の日記で「やったらできた」をテーマに話をした。
小テストなどの小さなテストで結果を出すことで、やればできるではなく、やったらできたを積み上げていくことが大きな成長の糧となる、というほどの趣旨だ。
だが今日は少し逆の方向でものを考えてみた。
定期テストなどの大掛かりな試験で満点を取るのは至難の業だが、英単語や理科などの小テスト、塾で実施する単語テストや小テストなど、小さな試験では満点を目指す努力が必要だ。
10問のテストなら10問全て正解すること、20問なら20問全て正解すること。
小さなテストを足掛かりに、「完璧主義者」を目指す必要がある。
こういった小さな場面で少しづつ怠慢を見せると、定期テストや入試といった大きな試験の場ではその怠慢が集積し、大きな失点、惨憺たる結果となって眼前に現れる。
今、私の方では、普段の授業内での演習から、怠慢を排除すべく動き始めている。
うっかりミスと笑ってすますことは許されない。うっかりでもなんでも失点は失点だ。容赦なく指摘する。怒気をはらますときもあれば、挑発的に指摘することもある。
そのことでムカつかれようが凹もうが知ったことではない。自分の怠慢を電撃に打たれるがごとく頭に心に刻み付ける。
その経験がいつか、勉強であれ仕事であれ、「絶対にミスをしない、いや決してするものか」という心の強さに変わってくれることを信じて。