前回は勉強の悪い癖についてお話ししました。
今回はその逆、成績がいい人の傾向についてお話ししましょう。
半分は前回のお話の逆ですが、いい傾向は見習うに越したことはありません。
緻密、丁寧である
成績がいい人は、基本的に勉強の中身が緻密です。あるいは性格的に丁寧さを持っているといってもいいでしょう。
丁寧に式を書く、漢字や字をできるだけ丁寧に書く、間違った問題の分析を丁寧に行うなど。
大体こんなものでいいか、といういい加減さが少ない人が多い印象があります。
自分をよく知っている
自分を知っている、というと広い言い方になってしまいますが、勉強に限れば以下のような傾向です。
自分の間違え方を知っている(見落としが多い、計算が遅いなど)
何の勉強が足りないかを知っている(暗記、記述、文章題など)
そして大事なこと・・・
自分を変える勇気を持っている
人に言われて自分のやり方を変えるのは多大なストレスがかかります。
それでもなお、それに耐えてでも自分の弱点や短所を受け入れて変化しようとする人は伸びます。
苦手を得意に変えるのは難しいかもしれませんが、人並み以上に持っていこうと努力できる人は成績が伸びます。
終わりに
子供の間というのは、自分を変えるストレスがまだ少なくて済みます。勉強に限らず社会生活を営む上でも大事なことです。これができる一握りの人こそ、学歴などに関係なく素晴らしい人になれると思います。それができない多くの人がうだつの上がらない人生に突入するのだと、やや言い方が過激ですが思います。