テストも終わっていない時期に少し早いが、夏休みに向けて考えを巡らしている。
まず、夏休みに必ずやり遂げたいことの一つが、英語の基礎をもう一度叩き込むことだ。
英語の基礎とは何か、と言い出すと話が長くなるのでここでは書かないが、塾内で行いたいのは、「しつこいまでの反復」と「完璧主義」の2点になるだろう。
英語、とりわけ受験にまつわる英語は、最近は様変わりし始めているようだが、総じて「学力」の根本を問うものだと、今でも私は考えている。
では頭が悪い子には無理なのか、というとそうは言い切れないとも思っている。頭の良しあしが影響しやすいのは、どちらかと言えば数学(とりわけ応用問題)や国語の読解にあると思っている。
その点、英語は能力の影響がないとは言わないが、それでもなお量攻めがききやすい科目だと思っている。
それでいて、英語は学力の背骨になる科目である。前にも日記にした覚えがあるが、成績が優秀な子は、多くの場合英語の点数がいい。英語だけよくて他が厳しい、というのは帰国子女のような例外を除けばほぼ皆無だとみている。
裏を返せば、英語の力をつければほかの科目にも波及する、と考えることもできるはずだ。
その考えのもと、夏休みに向けて英語にウェイトをかけていくつもりである。