3学期の開始から1週間がたつ。そろそろ各教科とも授業をしっかり始めだす頃だ。
早速学校で習った範囲を中心に復習を開始する。例えば英語。英文法などはあらかじめ予習しておいたので、今のタイミングで準拠テキストを用いた文法確認をする。中1ならば今は過去形だ。過去形に関するルール(規則動詞のd、edのつけ方、不規則動詞の暗記、否定文や疑問文のルール)を確認して定着する。次に英単語の暗記と本文確認だ。そしてワーク演習を行い、重層的にしつこく繰り返しながら復習を完成に持っていく。
数学であれば準拠テキストによる再々復習の開始だ。塾での予習、塾での反復復習、学校授業での復習、塾での学校再復習。何層にも練習を繰り返し、スピード、正確性、理解の精度を会談を1段ずつ上るように高めていく。理解が速い生徒には同じ範囲の入試問題を与えている。うんうんうなりながらそれでも解いている。
理科も社会も国語もそのように進めている。細かいことを書くと長くなりすぎるので書かないが、やはり重点を置くのは重層的な復習と反復だ。
今のタイミングの指導は、来るべき次年度に向けた取り組み方の定着を図る好機でもある。次年度の指導目標はバランスにあるとは以前にも書いた。このバランスを最適なものに変えるべく、冬休みに予習をし、繰り返し演習も学期開始前に始めた。今、学校授業に合わせて復習を徹底するタイミングだ。これがうまくハマれば試験前の勉強が格段に楽になるはず。
学年末試験を乗り切らせること、いい形の意識や成績で新学年を迎えられること、そして来る新年度に現状ベストと言える指導体制を確立すること。
塾生にとっても私にとっても、勝負の3学期が本番を迎える。