昨日お話しした、「模試の結果と夏休みの勉強の様子から再認識した伸びる生徒と伸びない生徒の差」をお話ししていきたい。今日は伸びる生徒の傾向。
伸びる生徒
一言で言うと「よく話す」生徒だ。
「なぜこうなるのか?」、「自分の考えたやり方ではいけないのか?」、「テストがあるから頑張らないと…」など、自分の考えを口にできるタイプは、やはりよくできている傾向が強い。
彼あるいは彼女に通じる傾向は、「自分が納得するか否か」のように私には見える。そしてその納得のハードルを自分で高い位置に設置できているように見える。
満点でないと納得できないから、満点が取れないと「クソ!」となる。全問正解でないと悔しいから、わからない問題があるとウンウン悩む。悔しさをにじませながら空白のある宿題を持ってくる。
もっと話そう!
当然、いろいろなことを話していくと間違ったことを言ってしまうことだってある。いらないことを言ってしまって、私から「おい、何やそれ?もう一遍言ってみい!」なんて言われることもある。
ただ、なぜかよく話す生徒は、そんなカミナリを落とす私を怖がらない。また話し始める。そんな生徒を見て、私の抱く感想はただ一つ。
それでも、自分の考え一つ言えずに沈黙して時間が過ぎるのを待つだけの生徒より100万倍上等。
自分の考えはどんどん出さなくてはいけない。言ったからには結果を出しに行かなくてはいけない。とはいっても相手は子供。結果が出ない時だってある。それでも自分にハードルを課し、私という人間を使って自分の目標に向かおうとする姿勢。こういう姿勢を崩さない生徒は絶対に伸びる。
だからもっと生徒と話したい。