学校の授業内に小テスト(英単語や単元テスト等)を組み込む中学校あるいは先生が増えた気がする。
ある中学校の先生は同じ内容の小テストを3回でも繰り返してくれる。
いい傾向だと思う。教科書の内容が増え、勉強が大変になっている今の中学生にとって、細かく知識の確認をしてくれる回数が多いのはありがたい。現場の先生の努力に心から敬意を表したい。
翻って我々塾講師の役割は何か。しっかりこの学校の傾向と連動したい。小テストでもいい。いや小テストがいい。生徒に満点や高得点という達成感、自己肯定感を持たせたい。その達成感、自己肯定感は小さな成長となって表れる。実際、以前ある親御さんから「子供が確認テストで満点とったと報告してくれるようになった」「ミスで満点を逃して悔しがっていた」と言ってくださることがあった。効果はあるのだ。それを証明してくれるような出来事だった。
小さな成長は子供たちに次への弾みを与えてくれる。小さな失敗は次への反省と飛躍への反動を与えてくれる。
私も生徒一人一人の学校の様子をもっと聞き出したい。小さな成長を次への踏み台にさせられるように。小さな失敗を次に待っている成長への足掛かりにさせるために。我々はそのきっかけを常に探し続けたい。
具体的に何をしていくか。またいずれここに書きたい。