通知表の考察

こんにちは。

前回まで、成績の付き方と考えられることについてお話してきました。

では、それぞれの成績(「1」から「5」まで)はどのように評価すればいいのでしょうか?

ひとつづつ見ていきたいと思います。

前提

通知表ではABCの3段階評価が各項目につくのですが、内部的にはA〇、A、B、C〇、Cの5段階評価になります。そして各評価ごとに点数が割り振られます。

A〇=5点、A=4点、B=3点、C〇=2点、C=1点です。

通知表記載のAはA〇かAのどちらか、CはC〇かCのどちらかになります。BはBだけです。

これらが3項目それぞれにつくため、各科目とも、満点は5×3=15点、最低で1×3=3点になります。

この合計点数をもとに、1から5までの評定が付けられることになります。

成績「5

内部的には15~14点、つまり授業態度、提出物、授業参加、テストの点数、すべてが極めて高水準にある、という評価になります。

具体的に言いますと、

「提出物は絶対に期限内に、かつ勉強の成果が見てわかるような内容で提出できている。」

「授業をしっかり考えて聞いている。そのため、積極的に発言もでき、内容もよく考えられている。」

「テストの点数はおおむね90点以上(平均点が低いときは90点ないこともある)。」

といったところでしょうか。

これだけだと何だか簡単そうに見えてしまいますが、実際はとても大変です。

すべての内容に「質」の高さが問われているからです。

日ごろから質の高い勉強をしていないと、「5」をとるのは難しいといえます。

成績「4」

内部的には13~11点、よくできているが、特に優秀とまでは言えないという評価になります。

「5」との比較でいいますと、

「テストの点がおおむね7080点くらい

「提出物は期限内に提出している、頑張ってやってきたというのは見てわかる」

「授業は真面目に聞いている発言もできている

テストの点数以外にあまり違いはないように思うかもしれませんが、大事な点が一歩足りないのです。

「質」の部分です。

「4」から「5」を目指すならば、この「質」の部分が大きな壁になります。

逆に言うと、とにかく真面目に学習することさえできれば、提出物などをしっかり出して、授業に積極的に参加できるように取り組めば、「4」は十分狙えるということでもあるのです。これから成績を伸ばしたいと考えるなら、まずは「4」をとることを目標にしていくといいのではないでしょうか。

上で挙げた具体的なポイントは、絶対のものではありません。ただ、普段の学習から目指して欲しいポイントを列挙しましたので、参考にしていただければと思います。

次回は成績「3」についてお話しします。

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