感謝とともに進め、6年目

塾の紹介あれこれ

3月も半ばに差し掛かり始めるころだ。

中3生(受験生)の授業ももう終わり、あとは一般選抜の本番(12日の木曜)のみとなった。あと数日、最後まで走り抜けたい。

急に話題を変えるが、人生80年だとするなら、私ももうその半ばを過ぎている。まだいささか気が早いのは承知の上だが、私自身、どうやって人生を終えたいかは少しずつ考え始めるようになっている。

こんなことを書き始めているが、ネガティブな話ではない。むじろポジティブな生き方の話だ。人生にとって何を成功とするのかは人それぞれだが、私自身のポリシーは「心の充実」にある。その心の充実を物質的な裕福さに求めるか、それ以外のものに求めるか。私は後者になる。

思えばこの塾を始めて6年目になる(開塾は2021年3月)。まる5年を経て、塾生は少ないけれども、とても幸せな時間を過ごさせてもらっている。私はどちらかと言えば激情型なので、カミナリを落とすことも数知れずあったし、塾生に限らず保護者の方に失礼な言動(ただしすべて本音)も多々あったと申し訳ない気持ちになることも、一再ならずある。

そんな中でも、こんな私についてきてくれる子たちがいる。中学を終えた後も来たいと言ってくれた子もいる(そして今も勉強しに来てくれる)。こんなうさんくさいオッサンの言うことを「勉強になりました」と傾聴してくださる保護者の方々がいる。一人一人がただ勉強しに来ているだけの場所ではない、何かしら有機体のような一団が塾内に形成され始めている。誰が優れているとか、そんなことは問題ではない。皆が自分の目標なり、今の自分に勝つことなりを目指して一緒に進む空間が我が塾だ。5年を経てその形がゆっくりとではあったが作り上げられてきた。そして、彼ら彼女らなりの成果をもって幾人も塾を巣立ってくれた。

少し前にとある塾が閉校する旨をSNSやブログなどに書かれた際、いろいろな塾関係者の方が反応していた。ポジティブネガティブ様々な反応を見た。私も日記に書いた。この塾長さんに対する私自身の意見は明確に明かすつもりはない(塾長さんの心中を尊重したいから、私が日記にしたのは、塾や教育を取り巻く環境について考えたかっただけ)が、私自身はこの幸せを進んで手放す気はない。経済的な豊かさはもしかしたら叶わないのかもしれないし、嫌なことも多少はあるかもしれないが、それを引き受けてでもなお、私に多大な心の充実をくれる子たちが目の前にいるからだ。しかもお金までいただいて。こんな幸せな人間があろうか。

実際問題としては無理かもしれないが、私自身の気持ちの上では、死ぬまでこの仕事はしたい。以前とある塾生のお母さんとお話ししたときに「自分の思いに従ってできないなら塾はたたみます」という趣旨のことを言ったが、矛盾はしない。塾を経営することそのものが私の人生なのではない。自分の信念に従った仕事ができることにしか自分の人生の意味が持てないと感じているだけなのだ。

まる5年ということで、改めてこれまで私と我が塾に関わってくださった、あるいはくださる皆様に改めて感謝の気持ちをもって、新しい6年目を作り上げたい。こんなオッサンを頼ってくださるご奇特な、そしてありがたい皆さんがいる限り。

昨日(日曜)の授業中、立ち寄ってくれた妻が塾生に言った「よく4年半この人(私のこと)についてきたね」という一言を受けて考えたこと。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

お問い合わせはこちらまで

タイトルとURLをコピーしました