今日も今日とて、授業らしい授業はなし。テストに入った学校、テストまで1週間を切っている学校など、状況は様々なので、これまで同様各自の勉強を見守っていく。
教材の発注は半分が済んだ。まとめて全教科渡しても多すぎて持って帰れないし、理社は春休みくらいから始める予定なので、今回は中学生の英数と小学生用のみ。
英語も数学も、授業のメインテキストはオリジナルテキスト(オリテキ)に託すことにしている。
英語は久々の投入だが、基礎の練習量の多さを武器に、しっかり3月から予習させたい。ところがこの子、ちょっと困ったところがあって、まず文法説明が怪しい。これは分かりやすく伝えようとしたいがための裏返しなのだと好意的に解釈しているが(でなければ採用しない)、本来抽象的な文法事項を具体的に伝えようとしすぎるあまり、決まり事などを不用意に断言してしまう箇所が散見される。ここは、使う側である私の力量が問われる。誤植もちょくちょくある。「下の6つの動詞を覚えよう」と書いてあるのに、下には動詞が8個あったり(笑)。でも、授業でピリピリする中での清涼剤として、あえて使わせてもらっている。
文句ばかり言っているように聞こえるかもしれないが、この子にはオンリーワンの魅力がある。それは何と言っても、紙面から伝わる優しさだ。同じ注意事項は何度も書いてあり、これでもかと練習させてくれる。「過去を表す語句」のように頻出するフレーズも練習させてくれる。何とかして、テキストの中身をマスターさせたいという気持ちが紙面からにじんでくるのだ。もちろんほかのテキストにそれがないとは思っていないが、オリテキからはそれを存分に感じ取ることができるのだ。そして基礎に絞った練習量が多い。長文問題や記号問題など、他社の総合的なテキストがこぞって載せてくる問題をバッサリと切り捨て、問題を穴埋め、日本語訳、並び替え、英作文に集中させている。その分、我々は遠慮なく他の演習テキストに手を伸ばせるし、基礎の習得にのみフォーカスしてテキストを運用できる。
数学は毎年変わらずの採用だ。こちらは一転して、例題まで空白にし、徹底して授業で運用しやすいようにしてくれている。例題は細かく、皆が詰まってしまいそうなテーマをしっかり拾い上げてくれている。難問の類にほとんど手を出していないところも潔い。「問題は与えた。あとは先生がしっかり料理してください」というメッセージが伝わってくる。
こちらも難点がないと言えばうそになる。手が届いていない問題領域があることだ。それは入試などの発展問題という話ではなく、確率やデータなど、最後半部分の例題テーマが薄い点だ。例えば四分位数と箱ひげ図のうち、箱ひげ図の読み取りまではカバーしてくれるが、描き方の練習はない。図から読み取れることに関する問題もない。ここは授業の中で事前に声をかけ、他のワークの該当箇所を示して練習させるようにこちらから工夫していく必要がある。
難点のないテキストなどないので、オリテキにケチをつけるつもりはない。私はオリテキが大好きなのだ。それは英語同様、これでもかと基礎を練習させてくれる点。2年目から導入を開始している数学のオリテキだが、これを導入以来、数学で致命傷になるほどひどい点を取るケースはほとんど見なくなった。今年も世話になります。
小学生の国語には、「読解はかせ」という読み物兼国語の問題集になるものをチョイス。これに国文法の基礎を、短文をしこたま書かせながら身につけさせてくれる「ろんりde国語」と、「漢字ガイダンス」という漢字ワークの3点セット。
小学生の算数は、各自の得意不得意を見極めて個別に選んでいる。基礎練習が豊富な「オリジナルテキスト(ここでもか)」、標準的な問題練習が豊富にでき、宿題用の別冊などもそろっている「コア」などを使っていく。
小学生の英語だが、今は中1用の基礎テキストを使っている。以前はオリテキを使ったこともあるが、ここについては塾用テキストの小学生英語が少しずついいものを揃え始めてきたこともあり、再検討が必要になりそうだ。というのも、中学生用のテキストは、やはり文法などの説明が小学生には難しいことが多いからだ。
なんだか今日は教材話になった。

