今日の授業。
中3…入試英語問題の和訳確認
中2…四分位数と箱ひげ図の確認
前にも日記にしたことだが、私はテストが近付くとあまり声をかけなくなる。それは何も放任放置の類ではなく、自分で自分の課題に気づけているかを見極めていくためである。
事実、当塾にも学年順位一桁の子はいるが、そういう子ほど自分で課題を見つけて勉強を進め、前よりも高い点、前よりも高い順位を目標に掲げてそれをクリアしていく。それでも結果における問題点は指摘し、声をかけていくと次にはその問題点を修正して抜けていく。
全員が全員同じようにできるとはもちろん思っていないし、各塾生に応じて声をかける内容や頻度は変わる。でも、最終的には「自分で課題を見つけ、自分でそこに向かって取り組む」姿勢はしっかり作り出させたい。
私は各塾生、とりわけ中学生の多くは大学受験を見据えていると勝手に考えている。もちろん付属校に行って内部進学を目指したい、推薦制度を使いたいなど、大学への進み方はそれぞれ違いはあると思っているが、どの方法をとるにしても、勝てる子は総じて「自力で戦う力」を持っている、あるいは最初は持っていなくても作り上げることができている。これを私は「大人になる」と表現することにしているが、中学生はこの「大人になる」うえで格好のタイミングだと思っている。
中学の勉強は、指導要領の改定などはあって難しくなったと言われるし、そういう面はあるけれども、依然「自分でどうにかできる」レベルでしかないと思っている。義務教育だし、そうでなくては困る。
現実として成績が伸びないと悩む子は多いじゃないか、と言われるだろうが、そういう子であっても、取り組みの熱量ないし「自分のためにすること」という意識がハマりだすと一気に苦手を回収して首尾よくそこそこの高校には進学してしまう。ただ、同じ考えで間際になって意識を向けても大学入試には太刀打ちできない。
私はこういう中途半端な成功体験は毒だと思っているので、中学生のうちから自分で取り組む力に目を向けさせたい。ではわが塾のできることは何か。それは彼ら彼女らの目を変えさせること。そこそこ頑張ったでは許さない、どこまでもストイックに自分を追いつめられる心を持つように声をかけていくことだ。
授業もしているが、半分くらいは「自分で勉強するためのポイント」を話している。科目知識だけなら参考書を読んだりした方が効率がいいこともある。私の存在意義はそこではない。自分が勉強する上で取り組むべき問題は何か、何ができていればOKと判断していいかなどの基準を示すことだと思っている。そしてその声をかけた内容が日々実践できているか確かめていく対話だと思っている。
授業の在り方について考えることをつらつらと書いてみた。

