今月中に完成予定の新しい中学生募集に関する案内だが、新年度の取り組み(すでに今の塾生には始めている)について第2弾。
授業の在り方について話したい。塾の授業にもいろいろあり、中には授業をしないことを売り文句にするところもある。本当に塾のありようは多様化しているし、それはいいことだと思っている。
そんな中にあって、私が目指したい授業の在り方は「しつこさ」だ。すでに始めていると上に書いたが、授業では同じ内容を何度も繰り返し話していくことをテーマにしている。最初は例題や例文を用いて丁寧に、次回は例題は解かずに簡略に、次はもっとさらりと、らせん階段を上るように話を続けていくスタイルにしていく。
これは苦手な子向けなのか、と思われるかもしれない。もちろんその側面は大きい。学校であれ塾であれ、一度聴いたらその場では大体どの子も理解はできるが、それを頭に定着させるためには、それを繰り返し思い返して試行する段階が必要だ。従来はそれを問題演習に全面的にゆだねてきたのだが、それを「授業の繰り返し」という形でも後押ししたい。
できる子の場合、「もう聞いたからいいよ」と思われるかもしれないが、同じ話であっても「前に聞いた話を思い出す」形で使える子もいれば、考え方の発展に役立てられる子もいる。できる子には、「待てよ、こんな考え方もできるのでは」と思ってもらえる場にできれば、応用問題や発展問題を進めるに資することができる。
今のところ進み方は上々。前の話を繰り返すことでフィードバックしながら、1歩下がって3歩進むように進みたい。教材についてもいずれ書きたいが、これに資する教材選定も大詰めに入っている。
教材に続いて次は演習の仕方になるが、これは日を改めて書きたいと思っている。

