学校懇談は大切だ

進学・受験あれこれ

来週くらいから、中学校では懇談が始まる。中1,2生であれば学校生活から成績などの話、中3生であれば進路の話の大詰めとなる時期がやってくる。

学校の進路指導というと、「とにかく安全志向」と評されることが多いと思う。合格可能性が半々くらいになると安全策を提案される、といった具合だ。塾の先生はよくこういうことを言うだろう。

ただ、安全志向がそんなに悪いことだとは思っていない。他県はよく知らないが、兵庫県の場合は公立高校受験のルールの兼ね合いもあり、第一志望にもしも通らなかった場合のリスクはそこそこ高い。先生からしたら、100か50かの勝負よりも、より確実な75を取りに行った方がいいという発想が出るのもやむを得ないと思う。

今この時期を迎えた中3生にはもう言っても甲斐ないことだが、中1,2生またはその下の子たちに向けて言っておきたい。

私はかねてから、高校受験の本質は「志望校が下がらないように努力を続ける」点にあると言ってきた。中3のこの時期に、最難関校はともかく、それ以外の高校を的にしている状況で先生から安全策を提示されるというのは、こう言われていると思ったほうがいい。

「努力が足りませんでしたよ、だから私(先生)はこういう提案しかできないんだよ」と。

ここで、「学校の先生は安全策だから」、「学校の言うことだけ聞いても仕方ない」などと批判めいた意見に耳を傾けても仕方ない。学校の先生の一番の懸念は、行き先がない子を生み出さないことにあると思っている。そういう慎重思考な先生であっても「頑張って目指そうね」と言ってもらえるように普段から努力することが大切なのだ。

高校受験というのは、地味な努力の連続の先にゴールがある世界だ。中学受験や大学受験だって同じだ、と言われるかもしれないが、高校受験はこの地道な努力まで点数化されるところに決定的な違いがある。

改めて、学校懇談で先生からいろいろなアドバイスをもらおう。塾に通っているのであれば、そのアドバイスをぶつけてみよう。塾には塾の考えがあるから、学校の先生とは違うことを言われるかもしれないが、そのおかげで違いを乗り越えた発展的な解決が可能になることだってある。そして、それらを踏まえて日々の地道な努力に臨むべし。

いろいろなことを言ったが、まずはしっかりと学校の先生の話を聞いてほしい。

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