来年の教材について考える時期が来た。なぜこの時期かというと、2学期末試験が来ると一気に忙しくなるから。期末試験対策はもちろんのこと、終了すると期末懇談、3年生の受験対策、冬休み、年が明ければ入試が始まり、個人的なことだが確定申告など、やることが目白押しになる。
もちろんその時期だからといって何も考えないわけではないのだが、忙しい中でやるべきなのはじっくり考えることではない。時間を見つけてできるのは、考えたことの整理くらいだ。だから、必要な情報や課題の洗い出しは今の時期にしなくてはいけない。
来年に向けての課題は「授業との親和性」。各日1時間程度の授業を進めるのに資する教材選びをしなくてはいけない。
もう一つは、塾生の習熟度に合わせた教材選び。これまでは全員同じものに統一することに集中していたが、統一して持ってもらうのは授業用、演習用は個別に設定して持ってもらうような運用の仕方を考えなくてはいけないかもしれないと思っている。
手元の教材とにらめっこしながら、今の教材で授業を進めながら、来年についての考えも深めていかなければならない。
これだけ言うと悩んでいるようにとられるかもしれない。確かに悩んではいるが、この時間は結構楽しいものだ。昨年考えたベストに対して、新たなベストを考えることができるようになったのだから、自分の成長にもつながるのではないか、と考えれば楽しい悩みである。