たまにはテストの点数の話。この中間試験で塾生(中3)の一人が理科で100点をとってきた。もちろん今までにも100点を取った塾生がいないわけではない。昨年、国語で100点を取った女子もいる。ともに中3なのが頼もしい。
100点を中学の定期テストでとるのは至難の業だ。毎回片手で足りる程度の人数しかいないことが多いだろう。0人の時だって珍しくない。
100点の難しさの第一は、一つも間違いが許されないことにある。当たり前じゃないかと思われるのは百も承知だが、わかっている問題であってもうっかりミスの一つすら許されない、という緊張感が求められる意味で、100点の壁は分厚くて高い。
私の中学時代を振り返っても、定期試験で100点はなかなか取れなかった。95点や98点のように、あと一歩足りない点数が多かった。100点の分厚さを身をもって知っていた、それだけに100点という数字は嬉しい。
これを自身にして、足りなかった部分も再度奮起を期待したい。入試まであと半年を切っている。闘える気力を十分に感じながら、最後まで走り抜けさせたいとの思いを新たにした。