昨日塾生にした話。
「何か勉強しようというと、まず手に取るのは数学になりがちだ。理科や社会は直近で確認テストなどがあるときが多いだろう。なぜ数学なのか。今やっている分野が計算メインだからそこに計算などの問題があって、勉強した気分になりやすいのが数学だからではないか。でも、数学はいつかどこかで天井にぶつかる。テストで言えば80点を超えたあたりだ。このあたりから、応用問題や発展問題、ひらめきやセンスが多少なりとも求められる問題が増える。これらを超えていくのはなかなか大変だ。そこでお勧めするのは英語だ。英語はルールの理解や暗記が大変だけれども、それらを量攻めできれば90点も狙える。数学みたいな発展問題が作りにくいからだ。ワークや問題集を見てみろ。数学だと『何これ?全然わからん!』という問題があると思うけれど、英語はそんなことはないはずだ。覚えていれば、わかっていれば解ける問題が多いはずだ。数学をやるなと言ってるんじゃない。何か勉強しなきゃ、何を勉強しようかな、となるときには英語を勉強しなさい。積み上げるのは大変だけれども、積み上げたものがしっかり点数になって跳ね返ってくるぞ。」