授業の説明から見えるもの

中学生

いつも授業の冒頭で塾生に「今日学校では何やったん?」と聞くことにしている。復習のペースをつかむためであるのだが、今日は1年生が説明してくれた。「数学でカッコ外し」と言ってくれたのだが、もう少し明確な説明を求めると「(+3)+(+7)で、真ん中の足す(+)をなくして、+3+7にするやつ」と例題を交えてくれた。

これもいい説明の仕方だと思う。具体的な例題で言った方がわかりやすい場合もある。さすがに国語や社会でそれをするのは難しいが、「今の説明はうまかったねえ。そういう言い方もあるよな。」とほめちぎった。

説明の仕方というのは難しいもので、下手な子は「原子とかやった」など「とか」を付けてぼやかしたり、「産業革命やりました」のように事項しか言えない。それだけ聞いたら、私みたいな意地悪い人間はつい、「え、すげえなお前!産業革命やっちまったか(笑)!」などとからかってしまう。

かくて授業の説明というもの一つとっても、説明力そのものや、いかに授業に真摯に向き合っているかなど、いろいろなものが見えるものだ。特に小学生なんかの場合は、親御さんも話の内容がわかりやすいだろうからお試しになられてはいかが。

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