今、塾の中で重要視しているのは、復習の重視。
塾生たちにはこんな話をした。
「普段の勉強がテスト勉強となるようにしよう。ふだんから学校で単元が終わったら即復習を繰り返そう。そうすると、普段の勉強が分厚くなる。テスト前に社会や英語なんかで全部一気に覚え返す労力も時間もかけずに済む。その分得意な科目の点数の上積みもできるし、全体的に点数を上げられる。」
学校授業の復習は、教科によってさまざまだ。
例えば数学なら、教科書の「問」レベルが問題なく解ける練習。問題無く解けるなら応用問題の練習。もしそれもそつなくこなせるなら、入試問題レベルに挑戦してもいい。
社会なら、該当単元の教科書の熟読。すぐにワークを解きたくなるかもしれないが、まずは教科書の熟読。文章から単元を理解し直し、しかして後ワークによる知識確認。実戦形式の問題や入試問題などを用いて、知識がどのように問題に活かされるかをつかみ取る。
他の科目もその科目ならではのやり方を実践させていく。
このサイクルは何回も行う。一回こっきりで終わっても、結局試験前に借金を積み残すだけ。普段から借金を作らない勉強をさせていく。
そのために大事なのは、しつこい繰り返し。
面倒だし、大変だと思う。
でも、私は覚悟を決めて取り組ませる。
何としてでも期末試験に結果を出させてやる。
