今回のWBC、日本は残念ながら準々決勝敗退に終わった。私自身はネットフリックスに加入していないので試合は見られなかったから、個々の試合に関する感想は言えない。選手たちはそれぞれ頑張ったことと思うから、悔しいとは思うものの、胸を張って帰ってきて、それぞれのチームに戻って今シーズンを迎えてほしいと願っている。
思い出すと第1回大会で日本が優勝した際、アメリカのメディアがこんな見出しで紹介していた。いわく、「日本のYAKYUが世界のBASEBALLを制した」。日本の持ち味である細かい野球、スモールベースボールで少しずつ点数を重ね、全員野球で守り抜くスタイルだ。結果論と言われればそれまでだが、今大会のメンバーにそういう雰囲気があまり感じられなかったのは、世界の野球の潮流の変化に乗った結果というべきか、スポーツメディアの多くがこれから検証をしていくのだろう。
敗戦は悔しいけれど、敗戦は多くの教訓を残してくれる。野球に限らずなんだってそうだ。私もそうで、これまでも、今も、そしてこれからも敗戦とは言わないまでも(そもそも闘っていない)、悔しい思いを何度も味わうことになるだろう。その中でも、自分を貫いた結果としての悔しさか、目の前の状況に日和ったけっかの悔しさか、はたまたそれ以外か。自分を貫いたうえで味わう悔しさなら、変な言い方だが悔いはない。常に自分自身を見つめながら、同じ悔しい思いをするなら、自分を貫いたうえでのものであるよう、日常を送らなくてはいけないと改めて思う。
私の貫くもの、それは当然、目の前の子たちの明日を真剣に考えることしかない。
改めてこれまでの日本代表の選手たちに「お疲れさまでした」と伝えたい。

