昨日の授業は
中2…be動詞の過去形、進行形(復習)
高2…数Ⅱ 式と証明
高3…古文(宇治拾遺物語)
この時期、いやこの時期に限らず初めての内容を授業する際、「1回目だから好きなだけ間違えなさい」と伝えるようにしている。
子供たちは間違いを恐れる。ましてや塾という勉強目的でくる場ならなおのことだろう。だからこそ、最初の最初に「間違いから始めること」を教えたいと強く思っている。間違えがわかると、そこから何を間違えたのか、例えば計算方法なのか、考え方の理解が不十分なのか、などが見えてくる。そこを修正して理解を深め、最終的に試験の時には出来上がっているから高得点、というのが理想の形になる。
ここで「あ、これ間違ってるで」と伝えると、まずたいていの子は、「まずい」という顔になり、「あ、じゃあ〇〇か」とすぐに違う答えを言おうとする。驚くことに何も考えることなしに。むろんそれを許す私ではないので、「待ちなさい。まず最初になんでこの間違った答えになったのかから考えよう」ということになる。
皆一様に嫌な顔になる。それはそうだろう、今から自分の間違ったところを掘り返すのだから。それも自分の手で、自分の言葉で。その中で考え方を改めなおすと、あとの問題までスラスラとけるようになる。こうなって8割がた完成。小学生なら宿題など、後日に問題を見ても同じように解けるならほぼ完成だ。
「失敗は最高の師」とは映画「スターウォーズ」のヨーダのセリフだが、私の仕事は、その失敗を最高の師に変えてあげるための後押しにあるのだろう。ぜひ、ご家庭でも失敗から逃げないことを教えてあげてほしい。子供が失敗して凹むのを見たくないせいか、子供に失敗させることを極度に恐れる親御さんも過去に見たことがある。たいてい、受験などで満足いく結果にはなれなかった。塾屋である私はどうしても受験をネタにしてしまいがちになるが、もちろんこれは受験の話だけではない。

