部活動の地域移行→習い事の一つ

日々の考えあれこれ

部活動の地域移行というのは、これから中学への進学を考えるうえで大変重要な関心事になる。

あくまで予定だが、これから中学に上がる子たちから見ると、一部のモデル地域を除けば、在学中に学校での部活動は廃止になり、地域クラブに移行することになる。

ここで、モデル校になった中学の塾生から聞いた話をもとにしながら、地域移行について考えてみたい。

まずは定義のような話なのだが、部活動が地域移行すると、学校はその管轄から外れる。当たり前だろ、と言われるだろうが、この「学校から外れる」というのが厄介なのだ。

学校の管轄でなくなると、それまでの学校内(もっと言えば教育委員会)での決め事は適用されなくなる。完全下校時刻(現状尼崎市では18:30)は当然なくなる。塾生から聞いた話だが、市の体育館で練習する日は一度帰宅した後、体育館で19:30くらいまで練習があり、一度指導担当の方が時計を見落として20:00まで延びたこともあった。モデル校では学校の練習も併用になっていたのだが、体育館での練習日は決まって20:00を大きく過ぎてから塾にやってきていた。

そしてもう一つ。学校から「地域」に移行する、ということは、とりもなおさずほかの学校の子たちと一緒にチームになって活動することになる。これ自体はとてもいいことだと私も思うが、その結果、学校での部活だと慣例になっていた「定期テスト1週間前くらいから部活はお休み」の原則もなくなるということにつながる。なにせ、定期テストの日程は各学校によってばらばらだし、中間テストを実施しない学校もある。地域クラブの形では、そういった各学校の実情に合わせられないのだ。実際、その子のチームでもテスト1週間前になってもお休みはなかった。定期テスト前に勉強するつもりでいたその塾生は、最終的にこのことが引き金になったらしく、地域クラブをやめてしまった。

私は何も、地域移行の取り組みを否定したいわけではない。各学校の生徒数が減少している現状、先生の働き方改革、様々な側面から現状の部活動は見直しを迫られているのは間違いないし、私もそのことには完全に同意する。

ただ、これから中学校に上がり、部活動などについて考えることになる保護者の方へ。地域クラブに参加するというのは、とりもなおさず「習い事のひとつ」と考えたほうがいい。従来のように、「部活が終わってから塾に行く」というようなスタイルは困難あるいは不可能だ。もちろん今は移行期なので、制度についても見直しが図られる可能性はなきにしもあらずだが、「なんでもいいから部活に入っておこう」というような感覚で選ぶのは難しくなる、ということは考えておかれるに越したことはない。特に「曜日や時間割が決まっている集団指導塾」に行くことを考えておられる方は注意しておかれるがよろしいだろう。うちもそうか(笑)。

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