小学生の話から目標意識まで

中学生

今日は小学生に漢字の再テストを実施した。

前回に一度練習で出したプリントの内容を家で練習するよう宿題を課し、今日はやり直しテスト。

3枚分だったが、100点、96点、100点。96点はミス一つ。

このミス一つをどれだけ悔しく思い「次こそは絶対100点にしたるねん!」と奮起するか、という気概が次へのステップになる。

これは小学生に限らず、中学生でも高校生でもそうで、「覚えてくる」「練習してくる」と決めたら、何が何でもやりきってやる、という気概の有無が成績を分ける。スポーツもそうかもしれないが、勉強であってもこの精神の持ちようがものを言う。

中学校では学校懇談が始まる。中2生の親御さんから伺った話だが、その子のクラスでは、「懇談で進路の話をします」と担任の先生に予告されたそうだ。たぶんほかのクラスもそうだろう。いい機会である。ここをきっかけに、行きたい高校、目指す目標を意識し、「これができなきゃこの高校には行けないぞ」という壁を自分の前に立てねばならない。そこに向けて、先の小学生のように、「絶対に越えたる!」という気概を持ち始めてほしい。

実際の話だが、目標の高校や大学が早くに決まっている子ほど、その学校に合格する確率は高かった。なんとなくこの大学、この高校、というような生半可な決め方ではいけないが。そして、そのために必要な語彙力や、解けなくてはいけないレベルの問題を知り、そこにまだ至っていない自分の状態を悟り、そこから這い上がっていく力が、合格への原動力と言って良い。

そこまで明確に意識がいたって初めて、我々のような塾の先生も、壁を提示してあげることができる。何もない中で「関学行くならこう、近大行くならこう」と壁を提示しても、「じゃあ僕には無理」と、闘う前から逃げに走ってしまうだけだ。

今年もあとわずか。志望校が決まっている中3生はともかく、それ以外の学年の子たちにも目標を立てさせたい、そのための壁をしっかり示せるよう指導していきたい。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

お問い合わせはこちらまで

タイトルとURLをコピーしました