今日からプロ野球の日本シリーズが始まる。阪神タイガース2年ぶりの日本一に向けて応援したいと思っている。相手は2003年に日本一を果たせなかったソフトバンクホークス(当時はダイエーホークス)ということで、あの時の悔しさも胸に秘めて応援したい。
阪神の野球は、以前にも書いたことがあるが、とにかく細かい。そして藤川監督が話していた「凡事徹底」を本当に体現した野球だったと思っている。
勉強においてもそうで、凡事徹底を貫くことが、受験であっても何であってもうまくいくための秘訣だと思っている。何か効率の良い、裏ワザとでもいうようなものに頼る受験はやはり感心しない。
日頃から、「先生の言ったことを忘れないぞ」「解ける問題を一つでも増やすぞ」「単語などの知識を一つでも身に着けていくぞ」という積み重ねを、当たり前のように続けていくのが何よりの王道とでも言うべき姿勢だ。
プロ野球ということで、以前オリックスや巨人などでコーチや監督をを歴任した伊原春樹さんが、インタビューに答えてこんなことを言っている。
「当たり前のことを当たり前にやっていれば、当たり前に当たり前の結果が出る」
これを聞いた当時から、私の中にはいつもこの言葉があり、皆にも伝え、自分でも実践したいと強く心に刻んでいる。
それは勉強に限るまい。部活動、習い事、家の手伝いなどに至るまで、当たり前のことを続ける活力を養う種まきをこれからも続けていきたい。

