塾は学校の影法師

塾の授業あれこれ

今週の授業は、主に理数系科目。簡単でもいいので、学校で授業を聞くうえでポイントになることだけ端的に伝えていく。

塾の悪癖というか宿痾というか、何と言っていいか難しいのだが、塾だけでどうにかしにいく感覚が強くなりがちだ。私個人もそういう気分に落ち込みそうになる瞬間が何度もある。今でもある。

私としてはその部分を押し殺し、学校授業を実りあるものにさせることを中心に据えるよう、こころにブレーキをかけ続けている。

予習であれば、学校授業をスムーズに聞けるように、復習であれば、学校授業を正しく理解できているかを確かめるように。授業の在り方はこの両方を常に意識して進めなければならない。

特に中学生に対しては、塾はあくまで学校の影法師でいなければならないと思っている。それが通用しないのは、学校授業でカバーできる範囲を逸脱する中学受験や大学受験の世界だろう。そこにおいて、塾の力が学校より大きくなるのは仕方がないと思うし、必要なことと思う。だが、せめて中学生の間に、自分のペースではなく、向こうから自動的に否応なく与えられるもの(授業)に対し、遅れないようについていけるように訓練することも大切だと思う。そのペースの主は学校。あくまで私はサブに徹し、その学校授業の効果を最大限に引き上げる存在でありたい。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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