10月から、といっても中間試験がすべて終わる来週6日からになるが、中学生、高校生に授業を1日1時間程度導入することにした。
夏休みや模試を通じて塾生の成長を感じ、一度授業形式を排除したのだが、今回の中間試験の様子を受け、改めて授業形式を導入することにした。塾生に文句があって変えるのではない。点数的には健闘しているといっていい。私の目指すのは、より塾生たちの目つきを変えさせることだと思っている。そのための改革だ。
授業の在り方だが、授業と自走のバランスを考え、1日のうち、授業1時間、自学1時間半程度のバランスを確保したい。授業をする目的は、以前から書いているが、塾の進度を明確にするため。とはいえ、塾だけが暴走しても塾生が困るだけだから、学校進度との緩やかな連動は続ける。もうひとつプラスして、塾にいる時間の中に、ふわっとした言い方だが「ピリッ」とした時間をつくるため、という木庭もある。
もちろん個別に勉強のやり方などの話をすることでもいいのかもしれないが、少人数とはいえ、集団に対して発するメッセージにも一定の意味があるのではないかと考えている。
予習になってしまう場合は、学校授業に入った時に備えて、復習になる場合は学校授業の理解を測りながら授業をしていきたい。
すべては次なるテストのため。改めて塾生たちを「闘う集団」に変えていくための働きかけが始まる。皆がついてきてくれることを信じて、気合を入れて準備作業中である。