中間試験終了後の勉強の進み方に関して、今中間試験の真っ最中の時間にこそ、考える時だと思っている。
テーマは相変わらずの「バランス」。グループ授業を廃するのではなく、とはいえ授業ばかりで頭でっかちな状態にならないよう効果的に散りばめながら、塾としての進度と、学校授業復習に力を割くためのバランスを考慮して考えたい。
授業をする目的は大きく分けて2つ。
ひとつは、授業をすることで塾全体の進度を指し示すこと。ここに寄り添った指導がベストなのは言うまでもないが、個別指導の弊害と言ってもいい、「できないペースに引きずり込まれる」ことを防止する意味も含んでいる。学校授業のペースに寄り添うことも、マイペースに引きずられないという意味で、その一つと言っていい。
もうひとつは、一体感を作り出すこと。今のいろんな学年がまじりあいながら勉強する環境であっても、一体感のようなものは作り出せるが、やはり時には同じことを聞きながら、同じことを考えながら授業を聞く時間も、一体感の一つと言っていいのではないかと思う。塾で勉強することの醍醐味と言っていいかもしれないので、これをいろいろ合理的な理屈で排除するのはもったいないような気がしている。
高校生指導との兼ね合いも重視しながら、いい塾をもう一度作り上げる試みが始まる。
中間テストは、遅い学校で来週。それまでに骨子を作り上げ、テスト明けから実施の予定だ。