現在高2生(文系)に受験生になるための猛勉強を課している。
英語は学校購入の単語集と、こちらも学校購入のよくある4択文法問題集だ。英文読解は塾のテキストを使用しており、こちらは時折授業を行って解説しているが、今の勉強の眼目は、来たる高3生、受験生になった時のために、猛勉強への耐性をつけることにある。英単語のノルマは少しぬるめに週100個。これも高3生になった時に週200個、300個、1日で100個・・・のように周回と確認のペースを上げるための準備運動にするのである。
日本史はノートづくり開始。通史学習のために大事なのは、教科書と図説の読み込みと検討、さらにまとめを行って内容を頭に入れることにある。よく歴史科目では1問1答を使用する子が多い。実際に高校でも1問1答を購入させているが、これは勉強開始段階では不要だと思っている。用語や事項を手軽に確認するためのツールとして有用なのは否定しないが、これの暗記=歴史の勉強という勘違いをさせないためにも、学校での小テストや定期テスト、模試前などの時期を除いて使用させない方針。繰り返すが、ある程度しっかり勉強した人にとって、確認教材としての1問1答の有用性は否定していない。買ってはいけない、と言っているわけではもちろんない。同時に、問題集による演習も少なめにする。それよりも教科書を読み込め、と伝える。
国語だが、まずは古文に力を注ぎたい。現代文よりも得点が安定しやすいからだ。ただし、古文単語の暗記や文法の勉強のような、プチ英語というべき勉強が待っているので、しばらくは授業の中心は古文になりそうだ。
中学生から見ている子以外、高校からの募集はしていないが、たまには高校生の勉強の中身を話してみたくなった。