スケジュールへの意識

日々の考えあれこれ

7月が始まった。

もうすでに真夏のような酷暑が続いている中だが、高校生が昼から自習に来ている(公立高校は今が期末テスト期間のため、学校が午前で終わっている)。「来い」と呼びつけたわけでもないのに感心なことだと喜ばしく思っている。

高校生には今、「スケジュール」という観念を改めて身に着けてもらいたく思っている。高校生はテスト期間が長い。10教科以上もテストがあるから当然なのだが、そうすると「いつ」「何を」復習するのかが大切になってくる。テスト前から入念に準備ができるのが理想なのは言うまでもないのだが、一方で高校生は忙しい。どうしても試験前まで復習が追い付かないことも出てきてしまいがちだ。

そうすると、スケジュールへの意識が重要になる。試験に突入してしまうと(ちょうど今のような時期)は「明日の試験科目」に時間を使うことになるので、それまでの日を使って、どれだけ見直すか、試験の時間割に合わせてどの教科をいつ見直すか、といった意識だ。

これらを経験しておかないと、当然大学受験になればもっと大きな規模でのスケジュール管理が必要になるのだ。数か月単位のだ。

だからいま私は高校生に言っている。

「今のうちに『いつ』『何を』『どうするか』への意識を持っておきなさい。受験になると受験勉強のスケジュールや大学受験日に合わせたスケジュールを、今の定期テストよりはるかに長い時間軸で考えないといけなくなる。ただ、その時には君たちは18歳の大人だ。親が、先生が、自分のためにいろいろ考えてくれているという甘えた考えは持つなよ。自分が行く道、自分が進みたい道は自分の力で作っていかなあかん。親や先生はその手助けしかしてくれないぞ。それをよく心に刻み付けて勉強しなさい。」

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