当たり前と精神論

中学生

試験の日は刻々と近づく。提出課題のワーク等が終わった塾生には、塾テキスト等を使った反復練習が始まっている。

まず最初に行うのは、課題点の洗い出し。計算問題ならカッコの外し方、理科や社会なら語句の確認や問題解答のプロセスなどにおける抜け漏れがないか探し出す。探し出せたらそこを基本問題などでつぶす。理解がおおよそ大丈夫なのであれば、発展問題や入試問題など、90点以上を目指すうえでの関門に挑む。

言葉にすれば当たり前のことを言っているだけでしかないが、その当たり前を愚直に続けられるか、自分の弱さにどこまで向き合えるか。試験のその日まで、その日の1分前まで向き合えるか、その心を何としてでも教えたい。

どうしても長時間勉強や、やっつけ仕事としての勉強になるとこの大事な「心」の部分が置き去りにされがちだ。勉強している自分に酔っている状態と言い換えてもいいかもしれない。現在、塾生の中にも恥ずかしい話だが、そういう傾向が見える者もちらほらいる。勉強でもスポーツでも何でもいいのだが、物事は大成させたければ、つまるところこの精神の持ちように行きつく。その精神の持ちようが涵養できる大事な機会が、ほかならぬ試験の場だ。

改めて厳しく最後まで走り抜けていきたい。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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