公立高校入試概括①国数社

中学生

公立高校入試当日は、サンテレビで夜7時半ごろに解答速報番組が流れる。

さすがに授業があるからリアルタイムで視聴するわけにいかないので、録画しておいて帰って見てみた。

まだ国数社の3教科だけだが、今年の入試を2日かけて私なりに概括してみたい。

まずは国語。新傾向、漢文、古文、小説、論説という例年通りの構成であった。問題全般を見てみると、問題は全体的に易化している印象。論説文の問題が読みづらそうかな、という程度。ただ、兵庫県の入試全体の特徴として、論述問題がないせいで部分点はもらえず、間違えてしまうとごっそり点が削られる。そのせいで国語は、得意な人であってもなかなか点数が安定しない困った代物だ。問題はさっき述べた通り易化しているので、上位校受験生は特に、失点が即痛手になりそうで怖い。

次に数学。大問1に格子点(x座標もy座標も整数になる点)の問題が出た。特に中堅以下の高校を目指す人には「何これ?」となりそうな問題だ。この層で大問1の満点を取るのは厳しかったかもしれない印象。次に大きかったのは、例年大問2で出題されることが多い、1次関数の応用がなかったこと。問題そのものはさほど難しいものではないが、例年と違うパターンに面食らった人も多かったのではないだろうか。ここでパニックになって時間をロスすると、後の問題にどんどんしわ寄せが行くのが怖い。この問題を大問2に持ってきた作問担当者はなかなかの曲者か。他は典型的な問題が多かったが、例年新傾向問題が出題される大問6は、花粉症というユニークな題材を取り扱った問題だった。落ち着いて進めていければなんとか解けそうな問題だが、題材と資料の設定が難解(そうに見える)ので、早々にあきらめた人も少なくなかったかもしれない。

社会。これは典型的な出題パターンに終始したように思う。そもそも、社会は難問奇問の類が作りにくいので致し方ない。逆に言えば対策を立てやすい科目だから、過去問演習と理解の甘い分野の見直しを地道に続けた人なら、安定して得点できたのではないか。しいて言えば公民分野が少し難しかったかな、という程度。改めて兵庫県の入試は、社会対策が重要であることを再認識させられる。

残った理科と英語は明日に持ち越し。特に兵庫県の理科は全国屈指の難しさを誇る。平均点が30点台になったこともあるくらいだ。どんな問題か楽しみだが、疲労と睡魔には勝てないのでここまで。

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