緊張する人しない人

お知らせ

公立高校の一般選抜まで5日を切った。いよいよ最終決戦の時である。

受験に限らないが、試合や発表会などのいわゆる「本番」の際に緊張する人とそうでない人がいる。

むろん完全なる私の経験からくる話でしかないのだが、緊張しているときの方が結果はいいことが多い。なぜなのかと言われると説明がしにくいのだが、私の場合、緊張していると「あれは大丈夫か、これは大丈夫か」といった具合に、いろいろなものに対して慎重になる。

ただ私とは違い、緊張しすぎて本来のパフォーマンスが発揮できない人もいる。

私が今回言いたいのは、自分のタイプに合わせた緊張をしてほしい、ということだ。

私の場合、自分が普段ずぼらでミスの多いタイプの人間だから、緊張から多少なりとも神経質になるとミスが減る。その意味において、私にとっての緊張は「本番」においては必要不可欠なものだ。

一方で普段が臆病(悪口ではない)なタイプの時は、どうにかして緊張を和らげる手立てを講じる方がいい。臆病に神経質が合わさると、頭も体も動きが鈍るだけだ。

ただ、緊張をあまりしない人は少し心配だ。性格が豪胆だから、というならそれでいいかも知れないが、悪い意味でとらえるなら、入試などの大事な「今この一時」に対する意識が薄いだけであったりしかねないからだ。

いずれにせよ、いい意味の緊張をもって臨んでほしいし、もっと言うなら緊張を楽しむくらいの大胆さと余裕を持ちながら望んでほしい限りだ。

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