教材選定と指導方針③国語

勉強

シリーズになってきた。今日は国語の話。

これに関しては大転換を行い、教科書に準じる復習は自学用テキストを1冊導入し、メイン授業は年間を通じて標準的な問題集を用いて行っていくこととした。テーマは「国語で賢くなる」こと。

まずは復習用に「中学必修テキスト(必テキ)」を導入。作者や文章、物語の流れなどをしっかり解説してくれる必テキで復習を行う。教科書本文の引用率が高く、付録の小冊子まで含めて多種多様な問題に触れられる。そのせいか問題難度が若干高めなのが多いのだが、上位層にも使いやすいという観点からこれに決定。

メインテキストとして授業で使用していく教材だが、悩んだ末「WinPass」に決定。決め手となったのは読解問題すべてにおいて漢字や語句、文法問題が添えられており、加えてまとめ問題が展開されている点。読解スキルに関する問題はページを改めて行われ、同じ文章を2回読みながら問題を解ける構成にほれ込んだ。さらに演習問題でスキルの定着も図っていける。特に国語は問題数が多いと授業で扱いきれず、自学に委ねる場面が多くなるのだが、このWinPassなら適量だ。古典の分野などは学校の進度を先取りできるように授業に組み込んでいく。読解スキルや解答法のようなテクニカルな部分にばかり焦点を当てず、素材文を用いて「教養」に触れる時間もとれるような授業を展開したい。

国文法は学校でワークが配られることが多いのでそちらに委ねる。というのも、最近は学校が先取りして次学年の内容まで授業を進める傾向があるようで、塾教材のように学年配当型の教材では対応が難しくなるからだ。必要があればプリント等で補充する体制を整える。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

お問い合わせはこちらまで

タイトルとURLをコピーしました