教材選定と指導方針②数学

中学生

今日は数学の話。

数学も英語と同じく、予習と復習をバランスをとって組み込んでいく。予習には基本のマスターと途中式の書き方などの基本動作の習得に資するもの、復習用は教科書から入試レベルを網羅する質と量、自学に資する解説の充実を中心に選んだ。

予習に使用するのは「オリジナルテキスト(オリテキと略)」。「オリテキ」の特に数学に対する愛着と信頼は以前に日記にもしたくらいだ。

全幅の信頼を置く、基礎力に重点を置いたテキストだ。例題の選定が細かく、学習の上で詰まりやすい箇所に対するケアが厚い。また、例題に解説が載っていないので授業が解説に引っ張られづらく、授業がしやすい。書き込み前提の体裁なので、図形やグラフをノートにとる時間も節約できる。問題も基礎レベルがこれでもかと並べられているので、反復練習にもってこいだ。確認問題B(やや難しい問題)も公立高校入試の並レベル程度で、いわゆる難問や奇問の類ではない。予習段階では、このテキストの演習で盤石の基礎力を付けさせる。

次に復習用、演習用だが、こちらは英語同様最後まですったもんだを繰り返した。最後まで悩んだのは、定期テスト向けに英語同様準拠ワークを導入するかどうか。悩んだ末に導入に踏み切った。「定期テスト対策ワーク(ワーク)」がかなりいいテキストだったのでこちらに傾いた。準拠ゆえの宿命で総復習に使いづらい点、問題量がほかの標準版テキストに劣る点こそあれど、問題レベルが改訂で見直されていたのでこちらに決定。ここにたどり着くまで、幾度魅力ある標準テキストに後ろ髪を引っ張られたことやら。2年生以降はこれに加えて受験用テキストの一つ、「オリテキS-Road」を夏から導入して長期休みの総復習に使う。

これらの本で学期中の復習はレベルと進度に合わせて基礎から標準問題の反復、定期テスト前は学校ワークで仕上げさせる。長期休みなどの期間に難問も混ぜ合わせて総復習を行わせていく。

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