2025年2月4日 変えられないもの、変えられるもの、受け入れること

中学生

テレフォン人生相談という、今も続く長寿ラジオ番組がある。

この番組の曜日パーソナリティの一人、心理学者の加藤諦三(かとうたいぞう)さんの番組冒頭のセリフにこんなものがある。

「変えられることは変える努力をしましょう。変えられないことはそのまま受け入れましょう(以下続く)。」細かい字句は間違いがあるかもしれないが、このような言葉を付け、番組は始まる。

この「変えられないこと(もの)」と「変えられること(もの)」とは何か。それを少し考えてみたい。一応断っておくが、加藤さんは変えられないものとは何か、変えられるものとは何か、という話は一切なさっておられない。ここからの話は私の独自解釈に過ぎない。できるだけ単純に考えてみたい。

まずは「変えられないもの」。私はこれを単純に「過去と他人」だと思っている。過去に起こったことは変えられないし、他人の考えや行動を自分の力で変えることなんてできないと思っている。

そして「変えられるもの」。これは上記と逆で「今の自分」だと思っている。今は変えられるし、自分は変えられると思っている。

最後に変えられないことは「そのまま受け入れましょう」という部分。これは単純にあるがまま受け入れるものだとは考えていない。

明日からしばらくこの3つ、「変えられないもの」「変えられるもの」「変えられないものを受け入れること」について順番に考えていきたい。

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